プログラム・プロブレム
ティータイム 1 情報の調べ方
I はじめに
涼(以下S)：涼(すず)です。今回もよろしくお願いします。
初(以下H)：初(はじめ)だ。
S：早速ですが、このコーナーは「ティータイム」と称して番外編をやります。
H：プログラム自体の解説じゃなくて、周辺情報について話すわけだ。
S：まず第一回目としては「情報の調べ方」ということでやっていきます。
H：いきなり重要なのが来たな。ある意味では言語の知識よりも大事なテーマだ。
II ネットで探す
サーチエンジン
S：現在で一番簡単なのは、これでしょう。インターネットで探す方法です。
H：サーチエンジンでぱっぱっぱと探せばいいわけだな。
S：最近だとブラウザに検索用のテキストボックスがあるくらいなので、キーワードを入れるだけで探せますね。
H：そのキーワードの選び方も重要なんだが…
S：こればっかりは勘とかセンスとか言われるモノが大事ですので、何とも説明しづらいです。
H：基本的には重要なワードを2、3個入れてみて、あとは状況に応じて絞り込むって感じか。
S：候補が出てきたら、ページ概要を見ながらタブブラウザでいくつか良さそうなのを開いておいて、チェックしていくわけですね。
H：別タブで開いておくのがいいぞ。関係無かったら閉じればいい。
S：キーワードを変更しながら、何回かやってみると、結構見付かるものですよ。
H：そうそう、日本語にこだわらないのも重要かもな。
S：プログラミングは英語圏の情報が充実してたりするので、英語でも関係ありそうなら眺めてみるといいです。
H：今だとWebページ翻訳サービスもあるからな。ある程度の内容は判別できるだろ。
S：中学卒業程度でも、該当の技術用語さえ分かってればなんとか意味くらいは取れるものです。
H：英語の練習にもなって一石二鳥だ。頑張ってみてくれ。
ソーシャルブックマーク
S：次の候補はソーシャルブックマークサービスです。
H：日本だと「はてなブックマーク」とか「livedoor クリップ」とかが有名だな。
S：外国では「Delicious」が大手ですか。
H：タグを辿ってみたり、キーワードで検索してみたりすると、色々見付かるはずだ。
S：ブックマーク登録者のコメントも参考になりますね。
III 他人に聞く
知り合い
H：ある意味で一番手っ取り早いのがコレだ。
S：詳しい人に直接聞くと、かなりの情報を得られる場合が多いです。
H：しかもリアルタイムで内容を調整できるから、本当に欲しい情報に辿り着く可能性も高いな。
S：人脈は大事にしましょうね。友人の知り合いとかになると、かなり広い範囲になる場合もありますし。
IRC
H：IRCってのはチャットの一種で、専用のクライアントプログラムを使って参加する。
S：公開IRCサーバに接続すると、あるトピックに関する部屋があるのでそこで質問します。
H：質問の仕方は、普通に礼儀に則っていれば大抵は大丈夫だろう。
S：常駐してる人はトピックの専門家が多かったりするので、かなり役立ちます。
H：まあ、事前にネットでの検索とかは試しておくのが礼儀だ。よく見付かるような質問をするのは無駄だからな。
質問サービス
S：Webサービスやソーシャルネットワークで、質問サービスを行っているところもあります。
H：これも詳しい人間が回答を担当するから、情報の質は良い場合が多いぞ。
S：事前に、よくある質問じゃないことを確認しておくのは、この場合でも礼儀になります。
IV 手元の情報から探す
コンピュータに入ってる情報
H：プログラミング言語やライブラリのリファレンスは、コンピュータにインストールされている場合もある。
S：ヘルプやドキュメントに何があるか確認してみるといいですよ。
H：*nix の場合は「man」コマンドにキーワードを付けて実行するとマニュアルが表示されるな。
S：あとは「info」とか「apropos」コマンドも有効ですね。
H：Windows の場合はスタートメニューの中に関連情報へのショートカットが無いか確認することだ。
本を調べる
S：古風な手段ですが、今でもかなり有効です。
H：入門書やリファレンスやテクニック集などが出版されているから、手元に置いておくと便利だ。
S：良く分からない本でも、目次だけざっと流し読みしておくと、後から情報を参照できますしね。
H：難点は専門書になるから価格が高いことだな。一回は目を通してから購入することを勧めておこう。
V 終わりに
S：最近はネットで調べることで、ほとんどの情報が手に入るので便利になりましたね。
H：しかし、何故か情報が必要な状況になるとアクセスできないという現象もよくあるな。
S：結局は自分の頭で覚えるのが最強というわけですか。
H：日々是学習ということで。
ティータイム 1 終了
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