Fossil: 分散 リビジョンコントロール, Wiki, バグトラッキング

Fossil は 分散ソフトウェアバージョンコントロールシステムの一種であり、統合された 分散 wikiおよび 分散 バグトラッキングシステムを 含む、使いやすい 1実行ファイルに全てを含んだパッケージである。 Fossil は自分自身でホスティングでき、 2007-07-21 から 2つのサーバ上で動作している。 読者はここから最新のソースを得て 自分でコンパイルするか、あるいは コンパイル済みバイナリを ここから取得できる。

機能概要:

• 柔軟なワークフロー:
  • gitや、 monotone、 mercurial、 bitkeeperなどのような 分散された非接続状態での開発が可能
  • もしくは CVSや subversionのような クライアント・サーバによる開発作業
  • また、ローカルのリポジトリに対する操作
  • これら、挙げた全てを同時に利用することもできる
• 統合された分散 バグトラッキングと 分散 wiki。
• プロジェクトの歴史に対して深く考古学的な調査が行なえる、組み込みのweb インターフェース 。
• 制限されたファイアウォールの中からでも作業できるように プロキシをサポートした HTTP による全てのネットワーク処理。
• 全て(クライアント、サーバ、ユーティリティ)を含んだ単一の実行ファイル - インストールの必要が無い(パスの通ったフォルダ上に設置するだけ)
• CGI、 inetd/xinetdの利用、および 組み込みのWebサーバ、 として利用できるサーバ機能。
• プロジェクトの全てを含んだ単一のデータファイル。 (SQLite データベースによる。)
• 読み込み、検索、拡張性のために設計された高耐久ファイルフォーマットの利用。
• リポジトリに関する変更が、ソフトウェアのバグにより喪失したりすることのないように自動的に行われる自己診断。
• とても簡単なインストールと 操作。
• ライセンス: GPL

User Links:

• FAQ(よくある質問)
• fossil のコンセプト
• fossil を使うためのクイックスタートガイド
• ユーザ達によるレビュー
• fossil に対する質問と批評
• ビルドとインストール
• プロジェクトのソースコードと同様にバージョン管理される 埋め込みドキュメントのサポート
• ブランチに関するチュートリアル (その意味と fossil における用法)
• プロジェクトの整合性を保証する自動的な自己診断機能
• 組み込み wiki
• fossil に対する談義ができる メーリングリスト(英語)
• fossil コマンドラインの リファレンスマニュアル

開発者向け Links:

• Principles Of Operation
• The file format used by every content file stored in the repository.
• The format of deltas used to efficiently store changes between file revisions.
• The encoder algorithm used to efficiently generate deltas.
• The synchronization protocol.

関連するプロジェクト:

• DITrace - 分散要件追跡システム
• DisTract - monotoneを利用した、別の 分散要件追跡システム
• Monotone - 分散 SCM(ソフトウェア コンポーネント マネジメント)システム。 SQLite による単一ファイルデータベースリポジトリを利用した、単一実行ファイルの SCM。