Fossil のインストール
このページは fossil をどのようにビルドしてインストールするかを説明する。 その手順はとても簡単である。
0.0 コンパイル済みバイナリを利用する
読者は利用するシステムに応じたコンパイル済みバイナリを ここから入手することにより 下記 1.0 および 2.0 のステップをスキップできる。 これを利用する場合にはステップ 3.0 まで進むこと。
1.0 ソースコードの取得
Fossil は自分自身でホスティングしている。そのため、最新版のソースコードを fissil 自身のリポジトリから ZIPアーカイブ形式で取得できる。 手順は次の通りだ:
Web ブラウザから http://www.fossil-scm.org/を開き、"Login"メニューボタンを押す。
anonymous としてログインする。パスワードは画面上に表示される。 このようにしている理由はスパイダー(訳注:ボットとも呼ばれる)によって 過去のバージョンやWebページがダウンロードされることで帯域が無駄に消費される ことを防ぐためである。
ダウンロードする fossil のバージョンを選び、リンクをクリックする。 バージョン情報を見るためには、ステップ 1で anonymous としてログインに 成功している必要がある。
バージョン情報ページにおいて、"Zip Archive"リンクをクリックする。 これで ZIP 形式のアーカイブが生成され、ブラウザからダウンロードされる。
2.0 コンパイル
コンパイルは以下の手順で行う:
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ソースコードを置くためのフォルダを用意する。 そこへ取得した ZIP アーカイブを解凍する。 展開されたツリーの最上部フォルダへ移動する。
(オプション:) 要求通りに Makefile を編集する。 おそらく、何もしなくてもよいだろう。 また、変更するとしたら 5つの変数があるだけなので、それほど恐れる必要も無い。 このMakefileは十数行程度であり、その大部分はコメントである。
"make" を実行する。
3.0 インストール
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出来上がったバイナリは "fossil" という名前である。 これを PATH 環境変数に指定されているどこかのフォルダへ設置する。 場所はどこでもよい。
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(オプション:) アンインストールするには、このバイナリを削除するだけでよい。