ACE Tutorial 007
Creating a thread-pool server

このチュートリアルでは、チュートリアル6の項目を拡張して三番目の並列戦略である スレッドプールを実装する。6章で5章の内容を拡張したように、既に作成した部分は そのまま残し、一種の「ボーナス」のようにスレッドプール機能を追加する。 既に見てきた通り、基本オブジェクトについては一部変更があるが、全部ではない。 目標を達成するために、まずスレッドプールのコンセプトを抽象化してくれる オブジェクトについて紹介していく。

ACE_Task について何も知識が無い場合、この章は分かりにくいと思うかもしれない。 その場合のアドバイスとしては、何度も読み返してほしいということくらいだ。 それでも問題が解決しない場合には、$ACE_ROOT/tests の ACE_Task に関するテストか $ACE_ROOT/examples のサンプルを参照してもらいたい。

Kirthikaによる概略:

*このチュートリアルの追補である「ACE_Message_Queueの使い方」については チュートリアル10で、より深く解説する。 message queue についてよく分からなくても気にせず読み進めてほしい。


[インデックスへ] [次へ進む]